続けられる株式投資

株を始める方が長く続けられるような投資方法の紹介

5月11日 株価動向

株式型ファンドの動向

 

5月11日に日経平均株価は909円の下落となりました。

下落率は3.08%となり、21年2月26日に記録した1202円安(下落率4.0%)以来、今年2番目の大幅な下落となりました。

この下落のきっかけは、前日の米国市場でのNASDAQ総合指数の2.55%の大きな下げが原因のようです。

2020年の市場をけん引してきたアメリカ・ハイテク株の上昇力に陰りが見え、株式ファンドを保有している投資家には、この下落が継続するのかどうか、株式ファンドを継続して保有していて良いのかどうかの疑念が起こっています。
 

モーニングスターインデックスを使って今年年初から5月10日までの指数騰落率をみると、最も大きく値上がりしたのは「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」で19.90%でした。

続いて、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」の19.04%、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」の18.40%、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」の17.43%、「国内大型バリュー」の16.97%となります。

年初来騰落率が高いモーニングスターインデックスを追いかけていくと、明らかに大きく色分けされた2つの傾向が見えます。

1つは、「国際REIT」や「国内REIT」、「バリュー」、「コモディティ」など、前年1年間のパフォーマンスがマイナスだったカテゴリーの復調していることです。

 

たとえば、年初来騰落率で第1位の「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」は、2020年は1年間でマイナス12.73%でした。

「国内・大型バリュー」はマイナス4.00%、「国内REIT」はマイナス13.06%、「コモディティ」はマイナス11.15%など、大きなマイナスパフォーマンスだったカテゴリーが、2021年は切り返して前年の下落分を取り戻してきています。

 

もう一つは「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」など、前年のプラスリターンに続いて今年も高いリターンを継続しているグループです。

 

「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし」は、前年の年間リターンがプラス5.21%だったところ、今年は5月10日までで18.40%と前年実績を大きく上回る上昇率になっています。

同様に「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」も前年のプラス9.58%に対して、今年はすでに17.43%の値上がりを実現しています。

 

2020年は米国のテクノロジー株式を中心に、「国際株式」が大きな値上がりした印象がありますが、それは、コロナショックで株価が大きく下げた3月の安値からの上昇率の印象が強いためです。

実際のパフォーマンスを振り返ると、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」こそ、年間で26.48%の大きな上昇率でしたが、これに続いたのは、「国内大型グロース」の18.83%でした。

NASDAQ総合の大きな値上がりの印象が強い「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」は16.80%、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」は15.19%でした。

2020年は為替の影響が大きく出たために、為替ヘッジありのパフォーマンスが目立って良かったようです。
 

このように見ると、前年から引き続き、今年に入っても上昇を継続している「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」や「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」、また、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」、「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」などのカテゴリーは、依然として、今年に入って10%以上上昇しており、ここからさらに株価指数が3%や5%下落したところで、年初の水準を割り込むほどのことではないと思われます。

これは、それぞれのカテゴリーの平均のことであるため、個々のファンドではこの限りではありませんが、全体の傾向として国際株式や国内株式に投資するファンドは、年初から2ケタ程度のプラスの位置にあることは事実です。

昨年は30%以上下落したコロナショックから見事に立ち直って見せたように、株式市場の反発力は大きいと思われます。

積立投資のように、時間を分けて購入を続けている人にとっては、市場の下落は、安い値段でより多くの口数を購入できるチャンスでもあります。

日々の価格の変動はあまり気にしない方がいいのですが、大きな下落に見舞われると心配になるのは当たり前だと思います。

ただ、そのファンドを購入した時に、「長期に値上がりが期待できるので、多少の価格変動には目をつぶって5年は投資してみよう」という気持であったのであれば、改めて、その当時の気持ちに立ち返って安心の手掛かりにしていけばいいのです。

 

市場に居続けることとは投資を続けていけることで、投資で成功してきた多くの投資家が肝に銘じている秘訣の1つといわれています。

 

 

概況

日経平均株価は前日比909円安の2万8608円と4営業日ぶりに大幅反落して取引を終了しました。

全面安状態に下げ幅は今年2番目の大きさとなりました。

朝方は、米長期金利の上昇を背景に10日の米国株式市場でハイテク株中心に下落した流れを受け、売り優勢で始まりました。

時間外取引で米株価指数先物が値を下げ、アジア株安も重しとなりました。

先物にまとまった売り物が断続的に出たこともあり、下げ幅を拡大し、後場中盤には2万8535円前日比982円安)まで下落しました。

その後の戻りは鈍く、大引けにかけて2万8600円近辺で停滞しました。

東証1部の出来高は12億8914万株、売買代金は2兆9567億円、騰落銘柄数は値上がり169銘柄、値下がり1989銘柄、変わらず33銘柄でした。

日銀は11日の東京株式市場で、大幅下落にも関わらず通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送り設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETF買い入れも見送りました。

 

 

 

今日の取引き

 住友電工(5802)  1632円 100株 買い

 

再生エネルギー関係で電線網の整備が大きく取り上げられおり中期的には有望。

先日1670円で売却したが1600円から1700円のレンジで動く。

終値は1631円 売り目標1670円。

 

JUKI(6440)    837円 100株 買い

 

 21年12月期第1四半期の経常損益は205百万円。

また同日発表された業績予想によると通期の経常損益は前回予想を据え置き、2,800百万円を予想している。

中間の経常損益は1,200百万円を予想している。

上記の決算から失望売りが出たがこちらも先日915円で売却しており900円台には戻すと思っている。

終値は826円 売り目標900円。

 

東京通信(7359)  1702円 100株 買い

 21年12月期の営業利益を従来予想の3.52億円から4.20億円(前期実績3.83億円)に上方修正。

アプリ事業でハイパーカジュアルゲームアプリが好調に推移。

ただ、営業利益予想の引き上げは織り込み済みとの見方から材料出尽くし感が広がっている。純利益予想を2.27億円から1.80億円(同1.93億円)に下方修正したことも嫌気されているようだ。

終値は1675円 売り目標1750円。

 

住友電工(5802)   1637円 100株  買い  1625円 100株 売却

 

 

今日の確定損失は1200円でした。