今日は昨日と打って変わってIPO銘柄が大きく売られました。
ただ、大きく下落しているにも関わらず悲壮感はなく当面の利益確定売りのように思います。
外国人投資家が売買代金の約70%を占める日本の株式市場では景気敏感株といわれる製造業が多いので世界の景気に反応しやすく外国人は反応しやすい状況です。
外国人は日本の個人投資家と逆の動きで上がっているときに買い下がると売るという順張りの傾向があります。
自動車を中心とした製造業は回復基調で当面は大きく下落することはよほどの悪材料が出ない限りないと思います。
概況
日経平均株価は前日比392円安の2万9696円と4営業日ぶりに大幅反落して取引を終了しました。
朝方は、5日の米国株式市場でNYダウが最高値を更新した流れを受け、3万208円(前日比119円高)と高く寄り付きましたが、前日までの3連騰で利益確定売りも出やすくなっており、直後に伸び悩み、いったん下げに転じました。
その後の戻りは限定され、再度マイナス圏入りしました。
時間外取引の米ダウ先物安なども重しとなり、利益確定売りが続き、後場終盤には2万9665円(前日比423円安)まで大幅に下落知る場面もありました。
東証1部の出来高は11億3587万株、売買代金は2兆4943億円。騰落銘柄数は値上がり248銘柄、値下がり1897銘柄、変わらず45銘柄と全面安でした。
きっかけは何であれ、本質的には日経平均が3日間上昇し、3万円大台に乗せたことで玉外しの動きが出たようです。
それも利益確定売りが予想以上に広がったことで下げも大きくなったと思われます。
ただ、短期的なトレードであり、下がればまた戻ってくると思います。
日銀は6日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送りました。
今日の取引き
ブロードマインド(7343) 1302円 100株買い
昨日は1491円まで上がり出来高も180万株と大商いでしたが今日は大きく売られて1300円の定位置に戻りました。
買戻しですがIPOの新興株関連が盛況になれば1400円台に戻すと思います。
終値は1299円 売り目標は1370円です。