続けられる株式投資

株を始める方が長く続けられるような投資方法の紹介

今はコロナバブルなのか

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界中で経済的なさまざま対策が行われました。

日本でも、持続化給付金や緊急小口資金、定額給付金など様々な支援策により現金が配布されています。

日本で行われたコロナ対策の規模は約177兆円と膨大な金額です。

アメリカはバイデン大統領が206兆円の追加経済対策を出します。

これらの一部は、株式市場や金、仮想通貨市場に流れ、価格の上昇を後押ししていると思われます。

 もし、この上昇がバブルだとすると、いつまでこのバブルが継続するのかが問題です。

実際にバブル崩壊のタイミングを予測することは大変難しいですが、想定できるのは、以下のような局面です。 

1.経済正常化により各国のゼロ金利政策が終了する時期
2.新型コロナウイルスのワクチン接種が広まり、通常の経済活動が可能になる時期
3.ワクチンが期待外れで、失望感が高まる時期

 株や為替の価格は、将来の経済動向を織り込んで動きます。

ワクチンが効果を発揮してコロナウイルスを抑えて経済活動が正常化することを見越して株価は上昇してきました。

 すでに経済正常化を織り込んで日経平均が上昇しているとすれば、ワクチンが期待外れであった場合や、期待通りの効果であったとしても、株価の上昇は一段落する可能性が考えられます。

コロナ後の株式市場における最大の注意点は、量的緩和の縮小(テーパリング)がいつから始まるかということです。

現在の株高は、中央銀行による資金の大量の供給が一因となっているため、中央銀行の金融政策が変更されると株価が下落し始める可能性が高くなります。

しかし、現状は新型コロナの影響で実体経済が大きく失速しているため、容易に量的緩和を縮小することはできないと思います。

株式投資をするうえでは、テーパリングの開始時期を先読みすることが重要です。

市場の状況の把握は、イールドカーブの形状とジャンク債(ハイイールド債)市場の動きを追うことで可能となります。

10年債と2年債の金利差が拡がり続けているかどうか、ハイイールド債市場が崩れていないかどうかということです。

10年債と2年債の金利差が拡大し、ハイイールド債の価格が下落し始めたら要注意です。

なお、株価が下落に転じた場合、高PER銘柄や赤字会社の株が指数よりも大きく売られる可能性があります。

バブルかどうかはまだ判断できませんが、今はグロース株よりもバリュー株やJREITなどの安定配当銘柄に投資をして様子を見る時期です。