概況
日経平均株価は前週末比138円高の3万156円と4営業日ぶりに反発して取引を終了しました。
朝方は、前週末19日の欧米株高を受け、買いが先行しました。
前週末までの3営業日続落(合計約450円安)の反動や、時間外取引の米株価指数先物高も支えとなり、一時3万458円(前週末比440円高)まで上昇しました。
一巡後は、利益確定売りに上げ幅を縮小し、米長期金利上昇への警戒感とともに、米株先物の下げ転換が重しとして意識され、後場早々には3万89円(前週末比71円高)まで押し戻される場面がありました。
その後いったん持ち直しましたが、戻りは限定され、大引けにかけて上値の重い動きとなりました。
明日は祝日で、現地23-24日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の米上下両院での議会証言が控えていることもあり、様子見気分に傾きました。
東証1部の出来高は12億5043万株、売買代金は2兆4636億円、騰落銘柄数は値上がり1542銘柄、値下がり577銘柄、変わらず75銘柄でした。
買い一巡後は上値が重く、明日は休場なので、新規の材料がないことから様子見になりました。
上昇トレンドの中で、上がれば利益確定売りが出て、下がれば押し目買いが入る構図は変わらないようです。
日銀は22日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送りました。
今日の取引き
キリンHD(2503) 2118円 100株買い
ミャンマー軍事政権に関わりのあるミャンマービールとの合弁事業の解消が嫌気されています。
しかし、国内ビール類シェアトップ、ファンケルと資本業務提携、医薬事業は堅調、グローバル戦略3品が欧米中心に拡大し、20.12期通期は2桁最終増益の見込みなので売り目標は2200円です。
アクシージア(4936) 1950円 100株売却
今日の確定利益は1800円でした。