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概況
日経平均株価は前日比107円高の2万6014円と続伸しました。
2万6000円回復は1991年5月14日(終値2万6030円)以来29年半ぶりです。朝方は、買いが先行し、米バイオ製薬企業モデルナが開発を進め高い有効性を確認した新型コロナワクチンへの期待から16日のNYダウが最高値を更新した流れを受け、寄り付き直後に2万6057円(前日比150円高)まで上昇しました。
しかし、急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、利益確定売りに下げに転じ、一時2万5851円(前日比55円安)まで下押ししました。
一巡後は持ち直し、後場入り後には2万6000円台に戻し、大引けにかけて底堅く推移して取引を終えました。
東証1部の出来高は13億7344万株、売買代金は2兆7284億円、騰落銘柄数は値上がり753銘柄、値下がり1347銘柄、変わらず76銘柄でした。
新型コロナワクチンの開発進展と過熱感とのせめぎ合いですが、下がれば買いが入り、資金は循環しています。
パッシブ運用が機械的に買っている面もあります。
ただ、上昇が急激すぎるので、いつ調整が来てもおかしくない状況です。
日銀は17日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送りました。
設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETFは、前回16日と同額の12億円を買い入れました。
明日の日本株
米バイオ製薬企業のモデルナが16日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験の初期データで94.5%の有効性が確認されたと発表されました。
数週間のうちにFDA(米食品医薬品局)に緊急使用許可の申請を行うとし、NYダウが最高値を更新するとともに、17日の日本株高につながりました。
ワクチン実用化期待から景気正常化への道筋が想定され、相場の下支え要因として株高につながっています。
しかし、過熱感が大きくいつ調整が来てもおかしくないとの見方も広がっています。
日経平均株価は10月30日の直近安値(2万2977円)から短期間で3000円超の大幅高を演じています。
外部要因に変調があれば、反動安リスクにつながりかねず、過熱感への警戒は怠れないと思います。
17日の日経平均株価は続伸し、2万6014円(前日比107円高)引けました。
一方、TOPIX(東証株価指数)は1734ポイント(同2ポイント高)と小幅高にとどまり年初来高値に届かず、東証マザーズ指数は1187ポイント(同44ポイント安)と軟調に推移しました。
日経平均株価の一人勝ちなので、指数間の歪な動きから、内容的には芳しくなく、修正が必要だとの声もでてきています。
明日は強弱感が対立し大きな材料がでなければもみ合う相場になると思います。
今日の取引き
日本リテールファンド(8953)が高騰したので持ち株の10株から4株を売却しました。
予想通り160000円を切ったところは買いでした。
170000円までは時間がかかりそうですが値動きが激しいので165000円くらいでも
2,3株処分する予定です。
日本リテールファンド(8953) 161000円 1株売却
日本リテールファンド(8953) 162000円 1株売却
日本リテールファンド(8953) 162100円 1株売却
日本リテールファンド(8953) 162800円 1株売却
参天製薬(4536) 1695円 100株買い 1688円 100株売却
エクセデイ(7278) 1318円 100株買い 1318円 100株売却
今日の確定利益は8400円でした。