概況
日経平均株価は前日比58円安の2万2514円と3日ぶりに反落しました。
朝方は、きのうの連騰(合計863円高)の反動で利益確定売りが先行し、前場中盤には2万2356円(前日比217円安)まで下落しました。
一巡後は下げ渋り、後場入り後には日銀のETF(上場投資信託)買い観測を支えに一時2万2554円(前日比19円安)まで引き戻しました。
株価指数先物売りに押し戻される場面もありましたが、終盤に向けては再び持ち直しました。
東証1部の出来高は12億480万株、売買代金は2兆1780億円、騰落銘柄数は値上がり981銘柄、値下がり1090銘柄、変わらず102銘柄でした。
大幅続伸の反動にしては下げは限定的でした。
ただ、下値は堅いが上値も重く、レンジ相場からなかなか抜け出せません。
新型コロナウイルスの新規感染者数の減少がはっきりするまでは、もみ合い相場が続きそうです。
日銀は5日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)を1003億円買い入れました。(前回31日は1002億円)
J━REITの買い入れは行いませんでした。
明日の日本株
日経平均は米国株の上昇を好感できずに下落しました。
ただ、押し目では買いが入り、終値(22514円)では22500円を上回りました。
22500円より上を積極的に買い上がるにはプラスアルファの材料が必要と思われる一方、直近で急伸が見られたことから、一気に悲観に傾くこともありませんでした。
米国株高に連動できない要素があったとすればドル円で、金曜7日に為替を大きく動かす可能性のある米雇用統計を控えていることを考えると、ここから先は為替に振らされやすくなると思われます。
今日米国で発表予定の7月のADP全米雇用リポートやISM非製造業指数などの結果がドル円の動意材料となるかも大きく注目されます。
国内ではあすトヨタや任天堂の決算が発表予定ですが、業績が為替の影響を受けやすいカテゴリーだけに、足元のドル円が円高・円安どちらに傾くかによって、決算に対する株価の反応も大きく変わってくると思われます。
為替が円安に振れ、後場に東京都のコロナ感染者数がおおくなければ堅調に推移すると思われます。
今日の取引き
森トラスト総合リート(8961) 126000円 1株売却
損切りになりましたがリートも不安定な動きなので現金化しました。
コロナの感染者が収まるまでは様子見です。
モダリス(4883) 2430円 100株売却
買い値で処分しました。
朝一番から2430円でさしていたので今日の最高値で売れてよかったです。
本来はバイオ関連のIPOで3000円くらいいくと思っていたのですがあきらめました。
19時現在PTS(夜間取引)で2425円になっていますので明日あたりは暴騰するかもしれませんがギャンブル性が高いので処分しました。
日本リテールファンド(8953)126200円 1株買い 127300円 1株売却
日本リテールファンド(8953)126400円 1株買い 127200円 1株売却
今日の確定利益は100円でした。