概況
日経平均株価は前日比358円49銭高の2万2945円50銭と大幅反発しました。
朝方は、新型コロナウイルスワクチンの開発進展報道を背景に現地14日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行しました。
米バイオ医薬のモデルナが同日、開発を進める新型コロナワクチンに関して第1相試験の参加者全員が抗体を獲得したことを確認したと発表、時間外取引での米株価指数先物の上昇も支えとなり、いったん2万2900円台半ば近辺まで値を上げました。
その後、中国・上海総合指数が朝高後に下げに転じたこともあり、後場序盤にかけて伸び悩みましたが、買い気は根強く持ち直し一時2万2965円(前日比387円高)を付けました。その後も高値圏で推移し、TOPIX(東証株価指数指数)は6月23日以来の200日線回復となりました。
東証1部の出来高は12億4571万株、売買代金は2兆2092億円、騰落銘柄数は値上がり1860銘柄、値下がり260銘柄、変わらず51銘柄でした。
今日は、新型コロナワクチンの開発期待が感染者拡大よりも勝ったようです。
TOPIXも200日線をクリアし、動きはいいですが、決算を控えて機関投資家は動けず、ここからも上昇には材料が必要です。
日銀は15日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの買い入れを行いませんでした。
今日の取引き
日経平均は上がってもJREITは不安定な動きです
銘柄間に動きの違いが出ており今までのようにホテル系は全滅、レジデンス、物流は上昇といった動きから同じカテゴリーでも動きが違います。
今日も福岡リート(8968)、ユナイテッドリート(8960)、野村不動産投資法人(3462)が売られ、オリックス(8954)、日本リテール(8953)、プレミア投資法人(8956)が買われました。
特にスターツプロシード(8979)は5600円高の214000円が終値となりリート間でもかなり動きが異なりました。
JT(2914) 1951円 100株買い 1955円 100株売却
JT(2914) 1955円 100株買い 1958円 100株売却
平和不動産リート(8966) 97400円 1株買い 97900円 1株売却
平和不動産リート(8966) 97300円 1株買い 97700円 1株売却
ユナイテッドリート(8960) 110200円 1株買い 110700円 1株売却
森トラスト総合リート(8961) 125800円 1株買い 126300円 1株売却
今日の確定利益は2500円でした。