概況
日経平均株価は前日比160円高の2万2306円と続伸しました。
朝方は、買い優勢で始ましましたり、現地2日の米国株式が雇用情勢の回復を背景に上昇した流れを受け、一時2万2312円(前日比166円高)まで値を上げました。
一巡後は株価指数先物売りを交え、前引けにかけていったん伸び悩みました。
昼休みの時間帯に、「東京都で3日、新型コロナウイルスの新規感染者が120人以上となることが伝えられ、連日の感染者数増加が重しとなり、後場入り後には2万2154円(前日比9円高)まで上げ幅を縮小する場面もありました。
ただ、影響は限定され、その後は大引けにかけて買い戻しに持ち直しの流れとなりました。
東証1部の出来高は9億8246万株、売買代金は1兆6954億円、騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり759銘柄、変わらず78銘柄でした。
新型コロナ感染者数の増加が伝えられても、下は売り切れないようです。
感染者数がケタ違いに大きい米国では株価が下がっておらず、政策期待が後ろ盾になっているようで日本株もよほどコロナの感染者が増えない限り大きく下げることはないように思います。
ハイテク株けん引どこまで
選別物色の様相を強めてきた日本株相場は今週(6月29日-7月3日)、日経平均株価が前週比205(0.9%)円安の2万2306円で週末の取引を終えました。
一方、TOPIX(東証株価指数)は同1.6%の下落と温度差があり、米国でナスダック総合指数がNYダウをアウトパフォームしているのと同じです。
まだら模様のマーケットを、ハイテク株が今後もけん引できるかが焦点となります。
NYダウが1861ドル安の暴落を記録した6月11日以降、ナスダック優位の展開が顕著です。
今週はNYダウが前週比3.2%高となったのに対し、ナスダックは4.6%高して史上最高値を更新中です。
4月末との比較では、ナスダックの上昇率は約15%とNYダウの6%を大幅に上回っています。
ハイテク株で構成するナスダックの強さは、「アフター・コロナ」のパラダイムシフトを如実に反映しています。
日本市場でも、ハイテク株の寄与度が大きい日経平均がTOPIXを上回る結果につながっています。
選別物色の背景には、再び勢力を強めてきた新型コロナウイルスへの大きな懸念があります。
米国では7月に入り、1日の新たな感染者の数が初めて5万人を超えるなど、見切り発車による経済活動再開の負の面が目立っており、リスクに敏感になった投資家は旧来型の産業にシビアになります。
一方で潤沢な金融緩和マネーが、いっそうハイテクセクターに向かいやすくなっているようです。
今日の取引き
じげん(3679) 319円 100株買い 320円 100株売却
ユナイテッドリート(8960) 117400円 1株買い 117800円 1株売却
ユナイテッドリート(8960) 117400円 1株買い 117000円 1株売却
JREITが前場で上がり後場で下がるパターンが続いています。
IPO銘柄は好調ですが下がる時は一瞬で大きく下がるので難しいです。
今日の確定利益は100円でした。