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5G関連投資

いよいよ次世代通信規格である(5G) の国内商用化がスタートしました。

NTTドコモ は3月25日から、KDDI は26日から、ソフトバンク  は27日から順次5Gサービスを開始しました。

人工知能(AI)や IoTの普及が進むなか、高速大容量、同時多数接続、超低遅延を3本柱とする5GはAIやIoTをつなぐ神経回路となり得るもので、その活躍の場はスマートフォンの映像ダウンロード能力を高めるといったこれまでの領域にとどまらず、工場の生産ラインや遠隔医療、自動運転などのあらゆる産業分野で5Gは大いに力を発揮し、高付加価値サービスの創出を行います。

5Gは通信規格として第5世代を意味しますが、携帯電話の通信方式は、これまでほぼ10年毎に世代交代を続けてきました。

初代は1980年代にスタートしましたが、5Gの通信速度は初代比で実に100万倍の速さとなっており、それだけモバイル通信分野のサービスも高度なものが提供できる状況が整いつつあります。

5Gは直近の4Gとの比較でも通信速度は100倍以上、更にIoTで必須となる多端末同時接続では1平方キロメートル当たり100万台と、これまでとはケタ違いのスピードとキャパシティーを持ちます。

例えば2時間の映画をダウンロードするのに4Gはおよそ5分ですが、5Gではわずか3秒でダウンロードできます。

個別の端末機器と基地局との間の通信は1000分の1秒というすごいスピードでつながります。

このタイムラグの解消は、遠隔地からの産業ロボットや建設機械などの操作性の向上が容易になり大変使いかってが良くなります。

膨大な運行情報の受信・高速処理が要求される自動運転分野においては、インフラ基盤としての5G環境がないと実現できません。

4G時代にはGAFA(グーグル=Google、アップル=AppleフェースブックFacebook、アマゾン=Amazon)が大きく社会を変え企業の序列や収益構造を変えました。

5G時代にはどのような企業、分野が大きく成長するでしょうか。

もちろん日本企業がその主役候補に躍り出ることも考えられます。

コロナウイルスの騒動の後の株式市場で5Gが投資テーマが最高の材料になるでしょう。

 

 

5Gの契約数が2025年末までに世界で26億件 

35年までに最大で12兆3000億ドル(約1350兆円)の経済効果

スウェーデンの通信機器大手エリクソンは5Gの契約数が2025年末までに世界で26億件に達するとの見通しを示しています。

英調査会社のIHSマークイットは5Gがもたらす経済効果について35年までに最大で12兆3000億ドル(約1350兆円)に達すると試算しています。

更に通信キャリアではなく、企業あるいは地方自治体などが独自の5Gを活用したネットワークを構築できる5G周波数領域をローカル5Gと呼びますが、日本は世界に先がけて同分野に取り組んでおり、少ない投資額で5G機能を使用できることから、企業の間でこれを導入する動きが相次いでいます。

企業の生産現場などで今後普及が進んでいく可能性が大きいことから投資対象になっていくでしょう。

コロナウイルスの影響で働き方が変わる

●テレワークと5Gは表裏一体の投資テーマに

新型コロナウイルスにより通勤が制限される中テレワークなどの在宅勤務を推進する動きが加速しています。

テレワークにはたくさんのデバイス(端末)をつなぐ必要があり5Gのインフラが必要です。

これが5G環境の整備を急ぐ必要性がコンセンサスとして生まれ、政策面での後押しにつながり普及を促進していきます。

今回の新型コロナ・ショックによってスポットライトが当たった巣ごもり消費では、レジャー分野で動画配信やゲームに需要が高まり高速通信の5Gはここでも活躍します。

このように5Gによるハイスペックなサービスはこれまでとは違う新たな刺激を消費者に与え、潜在的な需要を掘り起こすことになります。

新型コロナウイルスが収束に向かっていっても、5Gが巣ごもり化を加速させるかもしれません。

  

5G関連銘柄  

             *PER、PBR、配当利回りは4月3日現在予測

 

携帯キャリア大手     コロナの影響も比較的低く 配当利回りが高い

【9433】KDDI         PER 11.63 PBR 1.65 配当利回り 3.7%

【9434】ソフトバンク     PER 12.89 PBR 6.35 配当利回り 6.5%

【9437】NTTドコモ     PER 18.12 PBR 1.92 配当利回り 3.8%

 

通信系計測器の開発

【6754】アンリツ       PER 24.77 PBR 3.02 配当利回り 1.5%

 

ネットワークの制御システム開発

【3852】サイバーコム     PER 21.42 PBR 2.28 配当利回り 1.2%

【7518】ネットワンシステムズ PER 19.77 PBR 3.02 配当利回り 1.9%

 

通信事業者の電気・通信基盤構築

【1951】協和エクシオ     PER 19.77 PBR 3.02 配当利回り 3.6%

クラウドやサーバーの自動監視システムの開発
【3914】JIG-SAW       PER    PBR 16.87 配当利回り 


IoT社会の実現のためのコンサルタント事業
【4748】構造計画研究所    PER 11.54 PBR 2.28 配当利回り 4.4%

 

5Gの通信基地局の開発
【6701】NEC         PER 15.08 PBR 1.10 配当利回り 1.5%

車載通信や社会インフラに使われるアンテナの開発
【6800】ヨコオ        PER 14.33 PBR 1.49 配当利回り 1.4%

 

携帯キャリア大手はかなり買われていますが5G関連はコロナウイルスが落ち着けば

いずれ主役の銘柄になると思われます。

今は何を買っても難しい相場ですのでキャッシュを蓄えて時期を見て参戦するのがいいと思います。