続けられる株式投資

株を始める方が長く続けられるような投資方法の紹介

VIX指数

 最近の先が見えない相場の中で投資タイミングを計る指数の1つがVIX指数です。


VIXとは「ボラティリティ・インデックス(Volatility IndeX)」の略で、米国S&P500に対する将来の株価を予想して取引するオプション価格の値動きを指数として表しています。
将来の株価が大きく上がる(または下がる)と思えば、希望する株価を予約して取引する権利(オプション)も値上がりするのです。
しかし株価があまり上下しない相場であれば、予約して取引する権利は低い価格で取引されるのです。
このオプション取引の値動きから算出された「株式相場の予想変動率」が、VIX指数となります。
VIX指数が今回のような大相場の時には投資タイミングの目安になると思います。
このVIX指数は、通常の相場では20以下となります。
しかし株式相場が乱高下した過去のショック相場では、こんなに高騰するのです。

VIX指数は別名「恐怖指数」とも呼ばれ、投資家が株価乱高下を予想する時に高騰します。
この指数が今のように高止まりしている間は、1日の中でも日経平均が1,000円上がったり1,000円下がったりの乱高下相場になるのです。
そこでVIX指数を使えば、株価の底値を言い当てることはできなくても、底値付近が発見できるため、投資タイミングが分かりやすくなります。


PBRやPER分析といったファンダメンタルに頼らずVIX指数が30以下になれば買いのサインです。

ただ今回はボラティリティが高いためかなり上下しますので25以下を目安としてください。

 

過去の世界の株価の大暴落の時の4つのVIX指数です。

 

2001年9月にバブルが崩壊したときはVIX指数は49でした。

2008年10月のリーマンショックではVIX指数は89でした。

2015年8月のチャイナショックではVIX指数は53でした。

2020年3月のコロナショックではVIX指数は82でした。


VIX指数80を越えることなんて、10年に1回あるかないかの状況です。
その中で安値を探っていても、1番底や2番底の罠にひっかかってしまいます。


それよりも底値から多少なりとも上昇した辺りで買う手法であれば、底値でなくても十分投資利益は得られるはずです。


VIX指数で言うと、ちょっとした乱高下相場の時に達する「40以下」の水準で投資することをおすすめします。

相場はわかりませんのであくまでも自己責任でお願いします。

 

ちなみに3月20日のVIX恐怖指数は66.04です。

 

                        

 

日本版VIX指数「日経VI」も上昇傾向

日本においてVIX指数に相当する指標として使われる日経VIも、2月から上昇傾向が続いています。

16日には、東日本大震災のあった2011年以来、9年ぶりに60を突破し17日には56まで下がりましたが、依然として高い状態が続いています。

しかし、リーマンショックの時を上回ったVIX指数に対し、日経VIは同時期の92から見るとかなり落ち着いていると思われます。

国内マーケットしか見てない危機感が薄い恐怖指標という見方や、久しぶりに下がったけど安心はできないなど、投資家の反応は分かれています。

一向に落ち着く兆しが見られない新型コロナウイルスの感染拡大、今後も予断を許さない状況が続く中、VIX指数や日経VIは投資家の不安心理を映し出す鏡で今後の投資の参考になります。