続けられる株式投資

株を始める方が長く続けられるような投資方法の紹介

3月4日 株価動向

概況

日経平均株価は前日比17円33銭高の2万1100円06銭と小反発しました。

朝方は、売りが先行しました。

FRB米連邦準備制度理事会)は3日、緊急利下げを決定したが、米国株式は大幅に下落し、投資家心理が後退、円高・ドル安進行も重しとなり、寄り付き直後に2万862円05銭(前日比220円68銭安)まで下落しました。

一巡後は、株価指数先物にまとまった買いが入ったことをきっかけに上げに転じました。

再度マイナス圏入りする場面もありましたが、米大統領選の民主党候補指名争いで、中道派のバイデン前副大統領が複数の州で勝利する見通しとなり、時間外取引で米株価指数先物が一段高した流れを受け、後場寄り付き直後に2万1245円93銭(前日比163円20銭高)まで上昇しました。

しかしその後は、買いが続かず、大引けにかけて伸び悩み、米予備選挙の結果を見極めたいとして様子見気分が強まりました。

東証1部の出来高は15億767万株、売買代金は2兆5244億円りまし、騰落銘柄数は値上がり802銘柄、値下がり1265銘柄、変わらず95銘柄と値下がり銘柄が多くなりました。

米予備選の開票をにらみつつ、揺れているが、売り込みにくい面もあり、FRBは今回の緊急利下げに続き追加利下げに動くとの見方が出ているほか、日銀もいずれ対応せざるを得なくなり、金融政策が引き続き支えになると思います。

 

 

 

    

これからの見通し

今週は、新型コロナウイルスの感染状況で大変な相場になりました。

米国での感染拡大の動きが報じられて、トランプ米大統領からはFRBに強い利下げのメッセージが繰り返されました。

昨日は米FOMCが緊急会合を開催して、0.50%の大幅利下げを発表しました。

しかし、米株はいったん買われたものの、すぐに売りに転じ、ダウ平均は785ドル下げ大幅安になりました。

今日の東京市場では日経平均は17円高で引けており、かろうじてプラス圏を維持しました。

アジア株は全体に不安定ですが、時間外取引でダウ平均先物が一時400ドル高となるなどパニック売りからは落ち着いてきています。

前日にダウは大幅安となったが、前々日の1200ドル超の反発を消すには至らず、き先物も反発しているので、すこしずつでも相場が落ち着く兆候が見られます。

今後、ダウ平均が2番底を試す動きが封印されれば反転の可能性が高くなります。

ドル円相場は朝方に106.85レベルまで安値を広げましたが、その後は107円台半ばへと下げ一服となっています。

米10年債利回りは一時0.94%台まで低下、史上最低水準を更新しています。

市場では、もう一段の米FOMC利下げを催促しているようですが、株価安定期待と米金利低下期待が交錯しており、引き続きドル円の上値を追うのは難しそうです。

この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツ小売売上高(1月)、ユーロ圏非製造業PMI・確報値(2月)、ユーロ圏非製造業PMI・確報値(2月)、英非製造業PMI・確報値(2月)、ユーロ圏小売売上高(1月)、スイス消費者物価指数(2月)、ブラジルGDP(第4四半期)、米MBA住宅ローン申請指数(28日までの週)、米ADP雇用者数(2月)、米ISM非製造業景気指数(2月)、カナダ中銀政策金利発表などが予定されています。

前日の豪中銀、米FOMCに続いてカナダ中銀も協調的な利下げを行うことが見込まれています。

事前予想では0.25%利下げの予想だが、より大幅になればカナダドル売りにつながる可能性があります。

その他の材料としては、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されます。

NY原油相場にとっては、米週間石油在庫統計が注目されます。

ブロードベント英中銀副総裁の講演が予定されています。

スーパーチューズデーの結果が続々と報じられており、中道派バイデン氏の優勢が市場には好感される面もあるようです。

米国での新型ウイルス感染拡大の動きが今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかを注視していく必要があります。

 

売りも買いも難しく反転の兆しが見えるまでは取引は行わないほうが賢明です。