続けられる株式投資

株を始める方が長く続けられるような投資方法の紹介

3月3日 株価動向

概況

日経平均株価は前日比261円35銭安の2万1082円73銭と大幅反落し、安値引けになりました。

朝方は、主要国の金融緩和期待を背景にした2日の米国株式の大幅高を受け、前場早々に2万1719円78銭(前日比375円70銭高)まで上昇しました。

いったん下げに転じた後、やや持ち直す場面もありましたが、後場入り後は再度軟化しました。

新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は根強く、円高歩調とともに時間外の米株価指数先物安が重しとなり、大引けにかけて続落しました。

3日予定のG7財務相中央銀行総裁の電話会議について、会議後の声明で協調利下げや財政出動といった具体的な政策対応は盛り込まれない見通しと報じられ、ネガティブな動きとなりました。

東証1部の出来高は17億6490万株、売買代金は3兆719億円、騰落銘柄数は値上がり189銘柄、値下がり1938銘柄、変わらず35銘柄で9割以上が値下がりました。

円高が進むとともに、時間外取引の米株価指数が値を下げ、株価が下がります。

ショック安の場合、一度戻した後に2番底を付け、そこからリバウンドに入るケースが多くあります。

 

 

上海総合0.7%高で続伸

3日の中国本土市場は値上がりました。

主要指標の上海総合指数は、前日比21.97ポイント高(+0.74%)の2992.90ポイントと続伸しました(上海A株指数は0.74%高の3136.39ポイント)。

中国の財政出動強化がプラスとなり、現地メディアが2日報じたところによれば、これまで雲南、河南、福建など7省が重点プロジェクト投資計画を発表しました。

その総額は約25兆人民元(約389兆円)に上るという大規模な投資金額です。

また、新型コロナ発生源の武漢市を抱える湖北省で、新規の感染者数が足元で1カ月ぶりの低水準にとどまったことも買い安心感につながっています。

各地で感染の警戒レベルが引き下げられていることもあり、経済活動が早期に回復するとの期待感が広がっていています。

 

    

 

明日の日本株

明日の東京株式市場は、安定感を欠く動きが続きそうです。

世界的に金融緩和観測が強まる中で軟調に推移したきょう3日の日本株相場を、海外マーケットがどう受け止めるかも焦点となります。

また、現地3日に控える、米大統領選挙の予備選が集中する「スーパーチューズデー」に市場が神経質になる可能性があります。

G7(主要7カ国)の財務相による緊急電話会議については、踏み込んだ内容にはならないという見通しが伝わりました。

強い緩和期待で3日に暴騰した米国株はハシゴがはずされる形となった可能性があります。

しかし、それ以前に日本株の米株高に対する反応は鈍く、従来のように簡単にはリスクオンに傾きにくい状況が浮き彫りになっています。

新型コロナウイルスをめぐっては、日本での「隠れた感染者」の存在を世界が注視しているほか、韓国やイタリア、イランで猛威を振るっていることも大きな問題です。

米国も予断を許さぬ情勢にあり、悪化すればトランプ政権の支持率を揺るがしかねない状況で、そうした社会不安の中で迎えるスーパーチューズデーです。

民主党の指名争いはここにきて中道派のバイデン前副大統領が急速に持ち直しているものの、急進左派のサンダース上院議員が再び勢力を伸ばしてくるような展開となれば、マーケットは政治リスクを織り込む可能性があります。

日経平均株価は3日に前日比261円安の2万1082円と反落し、日銀の金融緩和余力の乏しさを指摘する声も出ています。

4日の下値は2月28日、3月2日の取引時間中に割り込んだ2万1000円のフシや、PBR(株価純資産倍率)1倍の水準の2万700円どころが意識されます。

上値はこの日頭を押さえた5日移動平均線を突破できるかがポイントになりそうです。

しばらくは安定しない相場が続きそうでリスクオンになり株価が上昇するのはもう少しかかりそうです。

今日の取引きは行いませんでした。