日経平均は大幅続伸しました。
12日の米国市場でNYダウは続伸し、220ドル高となりました。
米中が貿易協議の「第1段階」で合意したと伝わり、投資家心理が上向きました。
また、英総選挙で与党・保守党が単独過半数を獲得すると伝わったことも欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感の後退につながり、本日の日経平均は385円高からスタートすると上げ幅を拡大しました。
景気敏感株を中心に大きく値上がりし、日経平均は後場に入ると昨年10月以来、およそ1年2ヶ月ぶりに24000円台を回復しました。
大引けの日経平均は前日比598.29円高の24023.10円となりました。
上げ幅は今年最大。東証1部の売買高は19億3574万株、売買代金は3兆4415億円と大商いでした。
先物・オプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買があり、SQ値は23895.88円。業種別では、全33業種がプラスとなり、非鉄金属、海運業、機械、銀行業、輸送用機器が上昇率上位でした。
東証1部の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は25%となりました。
景況感4期連続悪化
日銀が13日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)で大企業の景況感を示す業況判断指数はゼロとなり9月の前回調査から5ポイント悪化しました。
米中貿易戦争で外需の低迷、個人消費の落ち込みで2期連続で悪化しました。
このような状況での株高はやはり外国人の影響が大きく米中貿易戦争や英国の動向が多きく経済状況とは乖離しています。
大型株に資金が集まり小型株が総じて下がりました。
今後を占うのは大変難しい相場ですがIPOの上場が落ち着く1月からは小型株が徐々に持ち直すと思われます。
今日の取引き
アル―(7043) 899円で買い902円で100株売却
じげん(3679) 549円で買い555円で300株売却(1日信用持ち越し)
今日の利益は1500円でした。