31日の日経平均は反発しました。終値は83円高の22927円。
10月のFOMCでFRBは今年に入って3度目の利下げを決定しました。
パウエル議長の発言を受けて楽観ムードが高まり米国株は上昇しました。
日経平均が中々下落しません。
昨年は10月上旬から12月末まで日経平均は約3か月で5000円超も下落しました。
個人投資家は下落局面で買いを入れ結局下げ止まらずに損切りをさせられた方が
多かったように思われます。
個人投資家は逆張り戦略を得意とする方が多く9月以降の株高局面で信用売りを仕掛けたが株価が下がらず含み損が膨らんでいます。
最大の誤算はトランプ大統領の変心にあります。
米中の部分合意を受けて国内外の機関投資家は株買いに動き始めましたが昨年の経験が
記憶に新しい個人は懐疑的で買い姿勢に入っていない方が多数おられます。
その一方でそ信用売りの方は含み損が膨らみ買戻しを余儀なくされます。
外国人は4週連続で買い越し個人は信用の買戻しがあるのでなかなか日経平均は下がりません。
海外の情勢に大きく左右はされますが12月までは当分日経平均は順調なようです。